気分障害やストレスで出現する症状は個人差が大きく、また時代とともに現れ方が変わってきています。ちょっとした出来事で大きく自信を失ったり、ストレスの自覚がなくても自律神経の症状が強くでたりと生活に大きな影響を与えることが多いです。また物忘れも早期から対応する流れになっており、脳の変化に伴う症状については支援する人と協力しながら相談を続けるようになっています。そのため当院では来ていただいたみなさまから落ち着いてお話を聞くことが出来るように考えております。神経・精神科領域は進歩が著しい領域ですが、採血や検査ではっきり診断がついたりすべての患者さんに初回からお薬が奏功することはなかなか難しいところがあります。症状についてあらゆる面からアプローチし、本人には落ち着いた生活を取り戻せるように、また一緒に心配しているご家族にも安心していただけるような診察・治療を目指します。